BluePillはUSB不具合対策しなくてもスケッチ書き込みできるものがある
BluePill(STM32F103ボード)にはUSB関連で不具合があります。R10抵抗値が間違っており、1.5KΩであるべきところが、10KΩまたは4.7KΩが実装されています。そのため、USB接続でArduino IDEからスケッチを書き込もうとすると、エラーになって書き込めません。対策は次のいずれかになります。
- R10を1.5KΩに取り換える
- 3.3VとPA12間に1.8KΩの抵抗を接続してプルアップ
が、同じBluePillでも、シルクやリセットスイッチなどが異なるものが存在し、R10が10KΩのまま、不具合対策なしでもスケッチ書き込みできるものがありました。ただし、私の環境でたまたま書き込めただけ、という可能性があり、必ず同じ状態とは限りません。
Amazon.co.jpでSTM32F103を検索すると、複数のメーカーのものがヒットします。HiLetgoの2個セットのものと、Homylのものを2個、USB不具合がないBlackPillも2個購入しました。
HiLetgoのものは2個とも、不具合対策なしではスケッチ書き込みできませんでした。それに対してHomylのものは2個とも、不具合対策なしでスケッチ書き込みできました。